火災保険を外壁塗装に使う条件とは?知っておきたいポイントを解説!

こんにちは!スペースシステムズです!

屋根や外壁の塗装は一般的に100万円前後かかると言われています。決して安くはない金額ですので、家計の負担になってしまうというご家庭も多いのではないでしょうか?

そんな時に強い味方になるのが火災保険です。「火災保険って火災じゃないのに使えるの……?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は火災保険によってカバーできるお家のトラブルはかなり広いんです!

今回は外壁塗装という点に注目し、火災保険が使える際の条件についてくわしく解説していきます!

 

火災保険は外壁塗装に使えるの?

外壁塗装を行う理由によっては活用できる

結論から言うと、ただ外壁塗装を行う際は火災保険を使うことはできません。火災保険の適用範囲の中に外壁塗装は含まれていないからです。

火災保険はあくまでも災害によって損害を受けた箇所の補修に適用されます。よって「火災保険は外壁塗装に使える」というのは、外壁塗装を行う理由によっては火災保険をうまく活用することができる」ということになります。

例えば自然災害によって「外壁に損害を受けた」

自分が加入している火災保険のタイプをチェック

一般住宅向けの火災保険は、火災だけでなく自然災害による損害にも適用されます。どんな災害に適用されるかは自分が加入している火災保険の適用範囲を見ることで確かめることができますが、例えば一般的な火災保険である「住宅火災保険」と「住宅総合保険」の適用条件は以下の通りです。

  • 住宅火災保険 火災、落体、破裂、爆発、風災、雪災など
  • 住宅総合保険 火災、落体、破裂、爆発、風災、雪災、水害、水漏れ、破壊、暴行。飛来、落下、衝突など

住宅火災保険は戸建住宅向けの火災保険の中ではシンプルなタイプ、住宅総合保険はそれよりもっと補償範囲が広いタイプです。最近はニーズに合わせてもっと広い範囲をカバーする保険もあるようです。

 

外壁塗装に火災保険が適用される災害の例

では、実際に外壁塗装に火災保険が適用される可能性があるのはどのような場合なのでしょうか?具体的には下記のような例があります。

  • 外壁材が風で飛ばされてしまった
  • 風で飛んできたものが外壁に直撃した
  • 豪雨で雨漏りが発生した
  • 落雷した箇所から火災が発生した
  • 落下した雪が外壁に直撃して破損した
  • 降ってきたひょうが壁に穴をあけた

注意したいのが地震による被害は地震保険に入っていなければ保証されないという点です。また、経年劣化による破損や傷も適用外になるので注意しましょう。

 

まずは自分が加入している火災保険をチェック!

家が被災してしまい、急に外壁塗装が必要になったという場合はまず火災保険をチェックしてみてください!家の修繕に火災保険が強い味方になってくれる場合があります。

また、火災保険について詳しい業者にリフォームをお願いすることで火災保険を活用した修繕についてアドバイスをもらえることもあります。困った時はまず相談してみましょう!