こんにちは、スペースシステムズです!
建物の外壁は常に雨風や紫外線など自然環境にさらされているため、外壁塗装が非常に重要な役割を果たします。しかし外壁塗装だけではなく、コーキングも建物の防水性や耐久性を確保するためには欠かせません。
外壁は経年劣化が避けられないため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。今回は、コーキングの役割やメンテナンスの重要性についてご紹介いたします。
コーキングとは?
コーキングは弾力性がありサイディング(窯業系、金属)やALCパネルなどの外壁材と外壁材の継ぎ目や窓枠、ドア枠などの接合部分や隙間に使用されています。コーキング材で隙間を埋めることで建物の防水性を強化し、外部からの影響を遮断する役割を果たしています。
コーキングの主な役割
防水性の確保
コーキングは外壁の隙間や窓枠・ドア周辺を塞ぎ、雨水の侵入を防ぐ防水機能を高め内部の腐食やカビの発生を防ぎます。
気密性の向上
外気の侵入を防ぎ、気密性を高め建物内部の温度を保つことで、冷暖房効率を高めエネルギーコストを抑えます。
伸縮への対応
コーキングの弾力性により、地震による建物の揺れなどにも対応し、外壁のひび割れを防ぎます。
劣化が進んだコーキングはどうなる?
もともとゴム状で弾力性があるコーキング材は、劣化が進むと硬くなりひび割れをおこしやすくなるなどさまざまな症状が現れます。
ひび割れや剥がれが発生する
劣化したコーキングは弾力性を失い、ひび割れや剥がれが発生し、放置すると雨水や湿気が侵入して建物の寿命を縮め、修繕費用が増大します。
硬化が進み伸縮性が低下
コーキングが硬化して伸縮性を失うと建物の動きに対応できなくなり、外壁材にひび割れが起こるリスクが高まります。
コーキングのメンテナンスの重要性
コーキングの劣化は放置せず、定期的にメンテナンスを行うことが建物の耐久性を維持するために重要です。
定期的な点検
一般的にコーキング材は5〜10年程度で劣化が進みますが、外壁の素材や気候条件によって寿命は異なります。専門業者に点検を依頼し、コーキングのひび割れや剥がれがないか確認してもらうことも重要です。
問題が発見された場合、早めの補修が必要です。
専門業者による施工
コーキングの施工は専門知識と技術が必要です。DIYでの補修も可能ですが適切に行われない場合、建物にダメージを与えてしまうこともあります。確実な効果を得るためにも、信頼できる専門業者に依頼することをおすすめします。
メンテナンスで建物の寿命を延ばしコスト削減!
コーキングは外壁の防水性や気密性を保ち、建物の耐久性を高める重要な要素です。定期的な点検やメンテナンスを怠らず、適切に対応することが建物の寿命を延ばし、修繕費用を抑えるポイントです。
コーキングの状態を確認し、必要なメンテナンスを検討してみてはいかがでしょうか。ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。