こんちは、スペースシステムズです。
梅雨時期は一年の中でも雨漏りのお問い合わせが増える時期です。
雨漏りは突然発生し、大切な住居に大きなダメージを与えます。
雨漏りが発生した場合は、早急に業者に修繕を依頼しましょう。
雨漏りしやすい場所と原因
屋根
経年劣化による瓦のひび割れや、風による瓦のズレなどに大雨や台風が重なり、雨漏りが発生する場合が多いです。
天井から水が落ちてきた場合は、屋根からの雨漏りの可能性を考えましょう。
陸屋根ですと、防水塗装の劣化によるひび割れ、ゴミや葉っぱなどによる排水溝の目詰まりなども原因となります。
窓やサッシ
窓ガラスと窓枠の隙間から水が入ってくる場合は、ゴムパッキンの劣化が考えられます。
窓ガラスのひび割れをそのままにしているなども原因となります。
外壁
外壁の劣化
サイディングボードの耐用年数は30年といわれています。
ですが、気温差による収縮や飛来物などによりひび割れや破損が生じると雨漏りの原因になります。
モルタル外壁の耐用年数も30年といわれていますが、こちらもメンテナンスをした場合と考えましょう。
どちらも、10年に一度はコーティング塗装などのメンテナンスが必要です。
メンテナンスを怠ると外壁塗装が剥げ、雨漏りの原因となります。
コーキング材の劣化
コーキング(シーリング)の対応年数は約10年です。
コーキングの劣化は、太陽(紫外線)のあたり具合、雨のあたり具合などで大きく影響されます。
ベランダ
ベランダ防水の劣化が原因の場合がほとんどです。ベランダ防水の耐用年数は施工方法により異なります。
一般的な戸建てのベランダはウレタン防水が多いですね。
ベランダ防水も太陽(紫外線)のあたり具合、雨のあたり具合などで状態が大きく影響されます。
・ウレタン防水:耐用年数8~10年
・シート防水:耐用年数10~15年
・アスファルト防水:耐用年数15~20年
雨漏りで建物内に水が入ると生活に大きなダメージを与えます。
雨漏りで建物内に水が入ると、大きなダメージを与えてしまいます。
また、カビなどの発生は建物だけでなく、健康にも甚大な被害を与えます。
雨漏り発生による被害
・建材が腐る
・カビやシロアリが発生しやすくなる
・天井にシミができる。
・壁紙がはがれる
・家財が濡れる(家具が濡れたり、電化製品が故障する)
・漏電(ろうでん)の危険がある
半年に1度はセルフチェックしましょう!!
台風や大雨などの災害による突発的なもの以外は、多くの場合セルフチェックで事前に破損や劣化などに気付くことができます。
メンテナンスが必要か半年に1度はご自身で確認をしましょう。
屋根
こちらはセルフチェックは難しい部分になります。
落下などの危険もありますので、屋根のチェックは業者に任せるのがオススメです。
窓やサッシ
雨の日などに、雨水が屋内に進入していないかチェックします。
窓の周辺にカビが生えている場合は、雨漏りの可能性がありますので入念にチェックしてください。
外壁
施工後5年以上経過した建物は、半年に1度程度、外壁やコーキング材に破損や劣化がないか確認しましょう。
チェックの際に以下の症状が出ている場合は早急にメンテナンンスが必要です。
・サイディングボードに割れやひび割れがある
・モルタルがはがれている
・外壁の塗装がはげている
サイディング外壁の場合はコーキング材にも以下のような状態がないかチェックします。
・剥離(はくり):外壁とコーキング材との間に隙間がある
・破断(はだん):コーキング材の真ん中が切れている
・欠落(けつらく):コーキング材が取れてしまっている
他に、シーリング材のすぐ後ろに青い下地部分(ハットジョイナー)が見えている場合もコーキング材の厚みが無くなっていますので早急なメンテナンスが必要になります。
雨漏りが発生する前に定期的なメンテナンスを!!
雨漏りは大切な住居に大きなダメージを与えます。
発生してからですと、緊急性がありますので、価格や施工方法などについてじっくり検討することもできません。
住宅は定期的なメンテナンスが必ず必要です。
建築後年数が経過している場合は、定期的にセルフチェックを行い、適切なメンテナンスをしましょう!!
セルフチェックの時間が取れない場合は、業者にチェックも任せてしまうことも可能です。
何社かで相見積もりを取って検討されてもいいですね!!